2008年07月13日

語学習得の天才 赤ちゃんに学ぼう1

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外国語を使ったコミュニケーション能力を身につけようとする時、一番手本になるのは赤ちゃんだと思います。小さな子供が身近にいらっしゃる方は、彼らがどのように言葉を覚えていくかを観察なさると、自分が語学を学ぶ時のいい手本になると思います。

彼らには自分の意思を伝えたいという強い欲求があります。「おなかが空いた、あれが欲しい、一緒に遊んで欲しい等。」最初彼らは全ての状況で泣きわめくだけですが、周りの人が口を動かしてしゃべるのを見ながら言葉を覚え、次第に効率的に自分の欲求を満たす術を身につけていきます。
 
また彼らが言葉を習得する上で、テレビも重要な道具になっています。小さな子供がいきなり難しい言葉をしゃべるので、どうしたのかと思ったら、テレビで覚えたということも多々あると思います。



これを頭において、学生や社会人にとって語学習得の近道を考えてみると、ネイティブの恋人を作ることが一番だと思います。「恋人の気持ちをもっと知りたい、自分の気持ちを伝えたい」という強い欲求と、親身に教えてくれるネイティブがいつも近くにいるというダブル効果です。赤ちゃんが言葉を学ぶ環境に非常に近いと考えられます。

次の近道は、ネイティブ(または外国語が堪能な方)と頻繁に話す機会を作ることでしょう。仕事、友達、語学スクール、ウェブ・チャットなどです。この場合でも、語学をマスターしたいという強い意思・動機があるかないかで成果が大きく変わって来ます。

「外国語が出来るようになったら、海外旅行に行きたいな」「外国語が出来ると就職活動に有利になりそうだな」という漠然とした願望だと、ちょっとした苦痛で放り出したくなってしまいます。

「海外旅行の計画を先に立ててから、わくわくしながら勉強する」「外国語を使うバイトをする」など実際に語学力が必要な状況を作ると、やる気アップにつながると思います。



でも上記の方法がなかなか取れない方も多くいらっしゃると思いますし、初級者がただただ実践から学ぼうとしても効率的でないこともあります。

そこで次の手段がテレビ・動画だと思います。話している人の表情やジェスチャー、周りの状況などと合わせて言葉を聞くことで、様々な情報と外国語が脳の中で結びつきやすくなり、記憶に定着しやすいと考えられます。

動画教材が手に入りにくかった頃に外国語を学んだ方から、「動画は音声が聞き取れなくても視覚情報で補えてしまうから、リスニング素材に適さない」という意見を聞いたことがあります。

でも今では 動画教材も手に入りやすくなりましたし、実生活では音声しか使えない状況(電話・ラジオ)の方が少ないですから、視覚情報で補って何がいけないの? と思います。最終目的は単にリスニング力の強化だけではなくて、総合的なコミュニケーション能力の強化である人の方が圧倒的に多いと思います。

ちょっと長くなってしまいましたので、続きは来週。
→語学習得の天才 赤ちゃんに学ぼう2

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posted by けん at 00:00| Comment(4) | TrackBack(0) | 英語学習コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
切れ味スッキリ(出だしがビールの宣伝になってしまった…)
英語職人というか、英語が研究対象になってしまうと、コミュニケーション?それどころか!となる危険もありますよね。視覚・聴覚・フル動員させて慣れて行くのは近道と思います。
それでは応援、a-ha! 懐かしいッッ!確かに似ているような気がします、うん。どこかに動画あるかしらん。←はまる人
Posted by うろこ at 2008年07月13日 16:46
 同感です。インプットもアウトプットも少なすぎるのがそもそもの問題で、楽しいからたくさんできるということが、求められる一番の要素ではないかと思います。
 けんさんとは視点が違うかもしれませんが、そんなことを思っています。
Posted by ASAKA.YUTAKA at 2008年07月13日 22:39
うろこさん

>英語が研究対象
そうなんですよね。日本の英語教育って分析的になりがちなんですよね。頭でちゃんと理解しないと気が済まないというか。でも、それだとコミュニケーションに必要な瞬発力を鍛えられない。
(過去に同じ事を何回か聞いたことがあるから)、感覚的に「こっちは合ってる、こっちは違和感あり」みたいな方が自然な学び方のような気がしています。
まあ先生はそうは教えにくいというのは分かる気はしますが。

応援返し、しておきまーす。
Posted by けん at 2008年07月14日 08:32
ASAKA.YUTAKA さん

>インプットもアウトプットも少なすぎるのがそもそもの問題で、楽しいからたくさんできるということが、求められる一番の要素ではないかと思います。
その通りだと思います。特にアウトプットは滅茶苦茶少ないと思います。最近「英語で日記」ブログをたまに見かけますが、あれはいい訓練になると思いますね。
Posted by けん at 2008年07月14日 08:35
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