2008年07月20日

語学習得の天才 赤ちゃんに学ぼう2

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先週は、赤ちゃんが言葉を学ぶ環境に近づけることで語学をより効率的に身につけられるのではないか? テレビや動画もそのひとつ、ということについて書きました。→語学習得の天才 赤ちゃんに学ぼう1

今日はリスニング用動画素材の選び方について書いてみます。

 

赤ちゃんがテレビから言葉を覚える場合と、大人が語学習得のために勉強として動画を見る場合の大きな違いは「興味の深さ」です。赤ちゃんは面白いからテレビを見ます。だから飽きずにずっと見続けるし、他にもっと面白そうなものが現れれば そちらに行きます。

一方勉強のために無理をして動画を見たり、我慢してリスニング教材を聴いても、嫌々やっている感があると集中力が続かず、学習効果も上がりません。教材を選ぶときには極力自分が興味を持てそうなものを探して下さい。

映画が好きならDVD、芸能人が好きならバラエティやインタビュー、スポーツが好きなら中継や選手のインタビュー。長時間見ても苦にならない素材を見つけて、勉強だと思わないで気楽に見て下さい。同じものを連続して見てもつまらないですから、面白そうな動画を集めておいて、ローテーションさせながら見ていくといいと思います。

このブログでも英語学習者の苦痛を減らし、楽しみながらリスニング力を上げてもらおうと考えて、面白動画のみを選んで載せているつもりです。コメディやジョークは理解できないと悔しいと感じ、頑張って分かろうとする意識が働くので、語学学習には特に向いている素材だと思います。



最初のうちは、難易度も考えて教材を選んで下さい。いくら映画が好きでも、最初からスラングたっぷりで早口な人ばかりが登場するものからチャレンジすると、分かるようになるまで時間がかかり過ぎてしまいます。一度視聴してみて全く歯がたたなそうなら、もっと易しそうな素材から始めてみて下さい。

分からなかった箇所を確かめやすいという点からも、字幕のON/OFFが出来るDVDなんかはベストに近いと思います。吹き替えや字幕付きで見たことがある洋画やドラマを字幕なしで見てみると、登場人物や背景情報などが頭の片隅に残っているので、格段に聞き取り易いと思います。連続ドラマなどのシリーズものも 見ていくに従って、背景知識がついてくるのでリスニングが比較的楽に感じられるはずです。

そりゃ当たり前だと思われるかもしれませんが、その当たり前が重要だと思います。頭の中に蓄えられている様々なイメージや情報と外国語を結びつける作業こそが、語学学習です。

極端な例ですが、ある外国人は日本のAVを見て日本語をマスターしたそうです。もちろん見ていて苦になるはずもないし、日本のAVにはドラマ的な要素が多い作品もたくさんあるので教材としてぴったりだったそうです。

「ジャンルを絞ると身に付く単語が偏る」と思われる方がいらっしゃるかも知れませんが、最初はそれでいいと思います。自分の得意なジャンルの語彙を増やすことで、それについて聴いたり話したりすることが出来るようになれば、コミュニケーション力は飛躍的に上がります。実際に英語で話す時には、自分からその話題をふって自分の土俵でしゃべって下さい。慣れてきたら、得意ジャンルを増やしていけばいいだけです。

仕事上などで、どうしても早急に身につけなければいけない分野があれば、好きなジャンルの素材と並行して、食事とデザートみたいに消化していけばいいと思います。


また長くなっちゃいました。来週で終わりにします。
語学習得の天才 赤ちゃんに学ぼう3

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posted by けん at 00:00| Comment(4) | TrackBack(0) | 英語学習コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
なるほど船乗りさんって、多言語を使える人が多いのは現地で買うソレか!(ソレの部分は敢えて深く追求しませんが)と反応してしもたワタクシでごんす☆というのはさておいて、好き/得意な分野だと、英語の位置づけが自然に「ツール」になるんですよね。目的になると、どうしても極める学問になってしまいそうな感じがします。
それでは応援、チーズケーキッ(食べたいデザート)
Posted by うろこ at 2008年07月20日 17:06
その通りですね。「英語を話せるようになる」が目的ではなくて、「字幕なしで洋画が見られる」「海外旅行に行って不自由しない」っていうやりたいことのための「ツール」として割り切ると、結構英語に対するスタンスが楽になるような気がしますね。
応援返し、男は黙って手酌酒...(哀)
Posted by けん at 2008年07月20日 18:30
 学問としてではなく、自分の役に立つ実用のために覚えるというスタンスは、英語を使えるようにするためには大切にしたいところですよね。同感です。
Posted by ASAKA.YUTAKA at 2008年07月20日 18:47
ASAKA.YUTAKA さん

学校で有無を言わさず学ばされたり、仕事上必要だからTOEICの受験を指示されたりっていう、やらされてる感は本当に学習のモチベーションを下げますね。何か楽しいことを思い浮かべながら、うきうきしながら学ぶっていうのがベストですね。
Posted by けん at 2008年07月20日 19:15
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